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太陽がいっぱいのkerolineのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
5.0
BGMが有名なホモ映画。
同性間での友情には嫉妬のようなものが必ず存在する。
とりわけ恋愛や結婚が絡むとややこしくなる。
どちらか一方が妻帯するか婚約者を持つと、友人関係は大きく変化してしまうからだ。

トムとフィリップはそんな関係なのだろう。
友人が他人のものになるくらいなら、殺して永遠に自分のものだけにしたい。婚約者と財産も友人から奪い取って、友人を自分だけで独占したい。
作中の”地獄まで一緒だよ”というトムのセリフからそんな二人の絆を感じられる。
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