Screen7

トッツィーのScreen7のレビュー・感想・評価

トッツィー(1982年製作の映画)
3.9
『レインマン』では自閉症の兄を演じていたダスティン・ホフマンが今作では一人二役!
女装姿が違和感なくて演じきっていました。流石。
あくまでマイケル⇔ドロシーなので、"トッツィー"って誰?と思っていたのですが、台詞でもさらっと出てくるこの言葉、「お嬢さん、娘さん、ねえちゃん」といった意味だそう。

仕事への熱意はすごいのに、あまりにこだわりが強すぎてどこも雇ってくれない売れない俳優であるマイケル。
そんな中、女装をして受けたオーディションで受かり、"ドロシー"という女優として大人気になっていく話。
ドロシーの親しみやすいキャラはとっても最高なので、昼ドラのスターとしてすぐに大人気になります!

マイケルの仕事面だけではなく恋愛面も見どころです。
ドロシーの状態で仲良くなったジュリーに惹かれますが それは女として仲良くなったわけなので、マイケルの状態では彼女に上手くアプローチできません。なんとももどかしい…
ジュリー役のジェシカ・ラングの若い頃の姿って、少しリリー・ジェームズに似てません?

好きなシーンは、プロデューサーが嬉しそうに「私を嫌うわけだ」って言うシーン。彼、楽観的すぎてなんか好き(笑)

ファッションやインテリア、音楽がthe 80年代な雰囲気で良いなと思いました!
女装もののコメディっておもしろい!
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