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あのこは貴族のArdorのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
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Amazonにてレンタルして鑑賞
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タイトルからして金持ちのことを貴族と読んでるし、薄っぺらい金持ち描写で「格差社会批判」したつもりになってる映画だったらどうしよう、と思ったけど、ただひたすら生活を丁寧に描くことで、主張を隠してあぶり出していてよかった。
 「格差」を主題にしているかのように見せて「移動」が隠れテーマになっている。東京の金持ちのクラスタからドイツに行き来するイツコや地方都市から東京に来たミキ(とその友達)が結局一番生き生きしている。
 門脇麦は今まで3本(この映画と「愛の渦」「さよならくちびる」)見たけど、どれも同一人物とは全く思えないのが驚異的。