みきゃん

あのこは貴族のみきゃんのレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
4.1
2人が交わる瞬間そんなにないけど印象的「最高って日もあれば泣きたい日もある」

他のユーザーの感想・評価

タージマハルからの4時間の帰り道にて。
面白かった!!この家庭環境に近そうな人たちが脳裏に浮かんだ…!
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massoi

massoiの感想・評価

3.8
大学入学で上京してきた時、関東の子達は皆んな女子校出身で、私にはわからないマウント取りをやってんな〜と思ってたことを思い出した
実際上には上がいるし、外野から見たらおたがいが"可哀想"なんだよな。
私は地方出身かつ両親も別の地元から上京で出会ってくれてて良かったなと思う。
mushroom

mushroomの感想・評価

4.0
めっちゃ良かった
逸子さんもみきさんもとても素敵だったな…憧れる!
産まれた家柄や環境によってこうも違うのかということをコントラスト的に描いていく。男を絡めて対峙させてくのもいい。そして終わり方もよかった。
みやた

みやたの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

関わったことのない世界のお話
その日あったことを話せる人がいればいいっていうセリフが核心すぎた、、、、、
どこでどの階層に生まれたって、最高って日もあれば泣きたくなる日もある。でもその日何があったか話せる人がいるだけで、とりあえずは充分。

不可抗力な境遇をただ静かに受け入れ、静かに優しく乗り越えていく。階層の異なる彼女たちの共通点は見栄を張らないこと、人を羨んだり周りの目を気にしないこと。彼女たちはどこで生まれたって心穏やかに強く生きていけそう。
moja

mojaの感想・評価

3.8

幸一郎みたいな人が言う、こっちに興味がないが故の「好きなようにしていいよ」は優しさなんかじゃないんだから!こういう底なしに優しい人ちょいちょいいるけど、たまには怒ったり干渉してくれる人のほうが気にかけてくれたり興味を持ってくれてるのかもって思うよね。

仕事でも恋愛でも、自分の人生における選択は自分する人間でいたい。
親からの圧で結婚に踏み切る、実家の経済事情で苦労して入学した大学を辞める、由緒ある家系を継ぐために政治家になる、などそれぞれが家庭のレベルに合わせたアクションを起こすんだけど、特段強烈に何かに縛られているというよりは自分の意思も混ざってるように見える。
環境によって個人の思考・イデオロギーが決まってしまうことを「存在被拘束性」というらしいけど、この映画はそれに抗う人の話だったとおもう。
その中でも、経済的な意味での階級が上にいけば行くほどその反発力(=自分で人生を決める意思)が小さいというところが面白くて、財力的な自由と思考的な自由が反比例してるなぁと思った
おひな

おひなの感想・評価

4.0
女性の生き方と東京のリアルという感じ。はなこちゃんかみきちゃんか、どちらが正解かなんてない。何歳になったら結婚したい?という話題でいつも困ってしまう自分は間違っていなかった。誰にでも辛い日、楽しい日がおとずれる。それらを共有できる、今私の周りにいるパートナーや友人をしっかり大切にしたいと思った。自分を忘れずに。
あきほ

あきほの感想・評価

4.5
善悪なく、ゆるくみんながまとまっていく感じがよい。逸子さんあってこそだけど。

序盤からこんないかにもな人たち本当にいるんかい、の連続だけど、
住み分けされた東京で私が出会っていないだけ、ということなんだろうな。楽しい。
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