どんぐり太郎

あのこは貴族のどんぐり太郎のレビュー・感想・評価

あのこは貴族(2021年製作の映画)
4.1
これは恋愛映画ではない。


良家の娘、華子(門脇麦)は
紹介で知り合った弁護士の
幸一郎(高良健吾)とスピード婚。

幸一郎は、さらに格上の良家の息子。

家柄に合う生き方に縛られている
2人の結婚生活には
夫婦生活はあっても愛などない。

華子は、幸一郎の友人(都合のいい女?)の美紀(水原希子)とあるきっかけで知り合う。

この2人の出会い方も普通じゃなかった。
(いい意味で)

美紀は田舎で育ち、
努力して難関大学に合格するも
学費が払えなくなり中退。

困難があってもめげずに、
誰にも縛られることなく、
自由に生きる美紀との出会いにより、
華子の生き方も変わっていく。



『その日何があったか
話せる人がいるだけで十分じゃない?』



自分にとってのそういう人は
誰かなって考えた。



あと、庶民とは違う世界って
こんな感じなのかもなぁと思った。


石橋静河 とても魅力的な女性の役だった。

音楽が良くてじんわり涙

Filmarks評価通り
とてもおもしろかった。