青二歳

ぽこぽんのゆかいな西遊記の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

ぽこぽんのゆかいな西遊記(1990年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

サンリオアニメ豪華だな〜。孫悟空ぽこぽん(田中真弓さん)、沙悟浄ハンギョドン(まさかの中尾隆聖さん)、猪八戒が牛兵衞(二又一成さん笑)、三蔵がお梅ばあさんという謎すぎる西遊記。猪八戒に牛をもってきたのでラスボスは竜魔王(玄田哲章さん!)という摩訶不思議。
サンリオアニメは短編になると作画はムラがあるものの、子供達に良いものを届けようという志向が強いので今作も丁寧な仕上がりです。伝奇らしさをちゃんと残していて、ほのぼのファンタジーでは済まない恐さもあるのがいいです。本編になぜかみんなのター坊が妖怪の変装で出て来ますがコレは超こわい。お梅ばあさんそういえば駄菓子屋でしたね…しかしお餅とか容赦ないな…
猪八戒はしっかり「エッチな妖怪」と言われていたり、沙悟浄は「ギャンブル御殿」のイカサマ賭博で人々を不幸にしているという結構なダークキャラ。門番の言う「命を賭けるんですね…」ってカイジかよ。今の児童アニメだとそうは言わないよなぁ…自主規制しない方が面白いアニメになりますね(◦´-`◦)ドキンちゃんもとい鶴ひろみさんが「どんどんお酒もっといでー!」とかたまらなく可愛い♡
ぽこぽんが変身するパロディ集もキュートでした。ランボーって子供にも分かるくらいそんな流行っていたんだなーとか今見ると興味深い。

ぽこぽん好きだったなー。あまりグッズ無かったけど。幼稚園でハンギョドンの何かを作った覚えがある…オープニングは懐かしサンリオキャラクター大集合。サンリオは世代差が出ますよね…知らないのもありますが大体ロングセラーだったので楽しいオープニングでした。他でもタキシードサムが司会してるけど彼はそういう役回りなんですね〜
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