スペイン映画はなかなか見ませんが、ずいぶんオシャレでやんした。
ソルはまあ目がデカくて、魅力的です。毎日マニキュアの色が違うみたいに性格自体カラフルな女の子。ネガティブを抱えているから、その輝きが眩しい。
うっかり近づいたダニ君、若干人間的な魅力に欠けますが、イイ男だからまあ許すよ。
全体的に、リアリティよりリリックな感じ。深い慟哭も憎悪も描かれない。どのぐらいの失望感と悲しみなのか、見る方の想像力が試されますね。
全編通して綺麗なんだけど?ソファのカバーだけが穴だらけなのね。
そこが印象的。
出版社の同僚のお姉さん、男前というか、太っ腹というか、きっぷがいいというか、あっさり別れるとこが、物分かりよすぎ。
ダニ君、このあと、長くもたないんじゃないか?
ホントに大丈夫か?
っておじさんは心配になりました。
ラストシーンはめっちゃラテン的で笑いましたよ。