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イングリッシュ・ペイシェントのacaのレビュー・感想・評価

3.3
時代順にアカデミー賞を見ていくと面白いもので…この作品を皮切りに、作品賞はラブストーリーがポンポン続くんですよねぇ

さてこの作品は2つの時代の2つのラブストーリーが平行して描かれてます!決して交わることもなく…いっぽうは狂気すら感じる深い深い愛と、もういっぽうは切なく心に染みる愛と、なんかもう愛でお腹いっぱいなる作品だった

なんといっても注目したい、ってか注目せざるをえない?レイフ・ファインズ!!そう!あの方!ウォルデモート様様です!!ハリポタでは鼻が無い真っ白オバケやったが、この作品でも真っ白オバケ!!(これがジワジワと怖い…)きっとハリポタのキャスティングした人は、この映画を見てウォルデモートをレイフにしたに違いない…と勝手に確信。ってかレイフ・ファインズが作品賞の映画に常連すぎて、もはやレイフ様様、こんなにスゴイ俳優さんだということを知らなくてすみません、アバダ・ケタブラでもなんでもかけてくださいってなるわ!!

まぁ、とにかくレイフが演じてる男が虎視眈々過ぎてドン引きレベルなのが最大の見どころです。

特に耳に残ったBGMのバッハの旋律がすごくマッチした作品で、どこまでも平行線な2つのラブストーリーはまさにバッハの曲調そのままで、特にグーンと盛り上がるところもなく、えー!おま、それはないやろ!いくらなんでも!ってところは多々あったけど、淡々と静かにエンディングまでまっしぐらでした(…私はバッハが苦手なので子守唄でしたね…えぇ。ピアノやってた方はわかっていただけるかもしれないが…バッハの曲って和音がなくて弾いてて楽しくないんですわ…えぇ。)
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