ことのは

奈落のマイホームのことのはのレビュー・感想・評価

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)
3.0
【11年越しの夢の我が家が 1分で地下500mへ沈む。】

韓国の首都ソウルにマンションを購入した家族が、会社の同僚を招いてパーティーを開いている最中、巨大な陥没穴(シンクホール)が発生し、マンション1棟が地下500mに陥没するお話。

劇場に行こうか迷っていて結局行けなかった『奈落のマイホーム』
思わず声に出して言いたくなるようなタイトルの語呂も良い。

話の前振りの30分は正直中々辛かった。
文字通り〝奈落〟へ落ちていくシーンがこの映画のハイライト。有無言わさぬ圧倒的な絵力で〝奈落〟へ落ちていく〝マイホーム〟を目にすることが出来る。

落ちてしまった後は、正直薄暗い〝奈落〟での描写が続きフィナーレへ。

タイトルに偽りなしの、比喩でも何でもない『奈落のマイホーム』なんだけど、この手の映画は90分くらいにまとめてくれると尚良しという気がした。
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