宮崎駿監督の一番弟子と呼ばれる人の作品で、ぱっと見映像はジブリっぽい。
自転車のロードレースを47分で描いた作品で、短い時間の中にはロードレースの戦略性の面白さが描かれていて実況の人の解説が凄く分かりやすい。
レースの舞台でありぺぺの地元でもあるアンダルシアでは、同日に実の兄と元恋人の結婚式も行われており、灼熱のレース中に言うぺぺの「おれは遠くへ行きたいんだ」っていう言葉にレーサーとしての想いと地元の思い出を振り払う想いが込められていて応援したくなってしまう。
内容は濃いのに気軽に見れるのでおすすめ。