2020年の宮崎吾朗監督作品。
ジブリ初の3DCG作品。CGの出来も普通に見られるレベルで思ったより楽しめた。ジブリヒロインで一番表情豊かで世渡り上手のアーヤのたくましさがまぶしい。
でも、別にアーヤの成長物語というわけでもないし、ただ、ベラとマンドレークを手玉に取って終わるというのが何とも消化不良。これから面白くなりそうなところで終わってしまうのも非常にもったいない。マンドレークのジョン・ロードばりのハモンドオルガンは結構好き。
正直CGじゃなくて、エンディングの温かみある、あのイラストで作ってほしかった。あれはキャラクターデザインの近藤勝也が描いたのだろうか。