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最高の人生の見つけ方のmasayaのレビュー・感想・評価

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)
4.0
ロブ・ライナー監督、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン主演のヒューマンドラマ。

モーガン・フリーマンのナレーションから始まりいきなり心捕まれる。
やはりモーガン・フリーマンは声に説得力があるんだと再認識させられる。

仕事を優先してきたバツ4の大富豪エドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族に恵まれ堅実で博識なカーター(モーガン・フリーマン)のふたりが偶然病院で同室になり、ふたりとも余命宣告されたことから物語は動き出す。
原題でもある「Bucket List」は棺桶リスト=死ねまでにやりたいことを記すメモのことで、そのリストを実行するためにふたりとエドワードの秘書トマスの3人で世界を旅する。
何故トマスが!?と思うかもしれないが、トマスはとてもいい味を出しておりこの物語には欠かせない。
美しい景色あり、美しい言葉あり、笑いどころあり、喧嘩ありで見所満載。

"世界一の美女にキスをする"
"見ず知らずの人に親切にする"
"荘厳な景色を見る"
の達成シーンはとても心揺さぶられた。

都合よく大富豪でそりゃお金をかければねとか、このご時世に他人の余命宣告を知り得る状況って?など言いたいこと分かるが、これはファンタジーだと思っておおめにみて欲しい。

ちなみに、経験すると人生観が変わるとか死ぬまでに経験すべきとよく言われているのが
・海外旅行
・フルマラソン
・富士山登頂
のみっつ。
ここに映画を加えてもいいと思うのだがどうだろうか?
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