最高の人生の見つけ方のmiiのレビュー・感想・評価

誰しにも平等にある"生"と"死"は、身近なものなのにどこか他人事で曖昧なものだけれど、ポンと期限をつけられるだけでこうも現実味を帯びてのしかかってくるものなのか、と。

ジャック・ニコルソン演じるエドワードと、モーガン・フリーマン演じるカーターがリストをこなしていく中で、明日もこの先も生きていたいと未来に想いを馳せるのではなく、いまこの瞬間を生きていることに喜んだり、当たり前の中に潜む奇跡に気付き、それに感謝をする描写が多くて印象的。男のロマンを叶えて生き生きウキウキする二人が可愛らしかった。