このレビューはネタバレを含みます
死ぬほど泣いてしまった...
全然違うタイプの人間が、人生の最後にお互い持ってるものを交換しあう。
これが人生の醍醐味なのではないかという気がする。
人は一人でも生きられるけど、一人で生きていくと、喜びや発見は限られる。
普段、豪快で皮肉屋で一人が好きな彼が、虚しさを感じた夜に涙を流したシーンに胸が締め付けられた。
多分少なからず虚勢を張ってたのだろうなあと。
一人で生きていくには、余計な感情を殺す必要があるのだが、余計な感情が自分を救うこともあるのではないかなと思った。
まあ最後のは金がないとなー!という気がしたけど、重要なのはそこじゃないのでまあ!!!
天国に行く前の質問のやつ、スゲーぐさっときた。
まあ私もどっちかというと無神論者なんですが、こういうの信じるのも悪くないのかもなあと思った。