朝倉

最高の人生の見つけ方の朝倉のレビュー・感想・評価

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)
3.2
突然の病に侵され、同じ病室に居合わせることとなった2人。
一代で10億ドルの成功を収めた一方で4度の結婚に失敗したエドワード、学者の夢を捨てて家族のために45年間働き続けたカーター。病室が同じというだけの共通点以外、重なるもののない2人であったが、"余命"を宣告されたことで、彼らの間には絆が生まれ出す。

劇中のセリフに「残された生の時間を知りなくない人は9割」とあったが、2人の余生の過ごし方や人生への向き合い方を見ていると、命の時間を知らないことへの怖さを覚えた。
まだ死なないし〜なんて心の底でほざいている自分が余命宣告を受けた時、果たして彼らのように強く生きることができるのだろうかと考えさせられた。

「自分のために生きた人生、実は人のためになっていたりする」
朝倉

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