気の狂い方がイキきっていてとても良かった。
サイコ、パニック、スプラッタ、ミステリ、SF、B級感、全部の要素を盛り込んだエンターテイメント性のあるホラーでした。
まさに笑いと恐怖は紙一重なウィンくんの怪演は素晴らしかった。気色悪くて意味不明で良き。
でも怪演と言えば冒頭桜田ひよりちゃん。もうあれだけで満足出来ちゃうくらい素晴らしい。最高の気の狂いっぷりでした。あそこだけリピートしちゃうくらい良い。
展開が度々唐突で、ちょっとよく分からないまま狂っていって、根本的な妖怪人間の悲劇とかがいまいち入って来なかったのだけど、私の見落としなのか。
あと、強さに固執する理由付けが印象にないのも唐突感に繋がっているのかも。
ストーリー的にはepisode0(ドラマ)の方が格段にすきだったけれど、これはこれで。
「人間になんてなりたくない」