映画的にすごくカタルシスがあるような映画ではないけれど、
サッチャーという人の気まずさみたいなものがよく見えて、おもしろかったです
権力を持った人は孤独
彼女が高圧的になったのは、
それだけ他の人にそうされてきたから
そしてとても防衛的になってしまったから
たくさん被害妄想になってしまって
でもその中にもたくさんピュアなカケラがあって、
小さな励ましだったり、憧れだったりが大事に記憶にしまわれてる
それは人生として素敵だなと
思いながら
ぼろっぼろに泣いてしまったのは
最近の精神状態もあると思うけど
権力を持った女性はやっぱり孤独を感じやすい
周りを敵と思ってたからこそ、
身近にいる夫のおふざけがめちゃ泣ける
味方になってくれる人
結局は周りの男の人たちにも支えられてたんだと思うけど
それに気づけずに突っ走ってしまったサッチャー
ほんとはとても可愛らしい女性
意志っていうのは恐ろしいもので
あとから泣き叫んでも戻ることはできない
夫の遺品整理のタイミングに焦点を合わせたことは面白かったと思います
いつでも味方でいてくれた人
周りにいる人にら幸せ感じていてほしいねほんとに
でもあわよくば、最後デニスには、僕が支えたからだという誇りを持っててほしいなあ
メリル・ストリープはもうほんとに素晴らしかった
なんなの
どうして上手さが先に立たずに、いつも引き込まれてしまうの