RYoTa

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙のRYoTaのレビュー・感想・評価

3.6
政治家引退後の彼女と現役時代を行ったり来たりする展開で映画は進む。
 
作中に、「グレートブリテンを再びグレートな国に。」と彼女の言葉として描かれていたけど、今の某大統領と同じようこと言うてるな、と。
 
個人としては、結果論でしかないけど、彼女の新自由主義的な政策は今から振り返るとやはり誤っていたのではと思う。緊縮財政策をとって民間に任せるような形か、政府の予算を方々につけて動かしていくバランスの舵取りが国のリーダーの重要な役目の一つなのかなと思うけど、彼女の政策はあまりも一方に傾きすぎてしまった。
 自身の頑固な性格がそれに拍車をかけていってしまったところも上手く描かれている。
 
 
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