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青春の殺人者のbのレビュー・感想・評価

青春の殺人者(1976年製作の映画)
4.2
血縁に対する愛憎、親としての国家への叛逆。結局監督はどんな作品を撮ろうと反体制にたどり着いてしまうんじゃあなかろうか。監督のストレートな「ぶち殺してェ」「ぶっ壊してぇ」という破壊願望や破滅願望が現れたのが『太陽を盗んだ男』だとしたら、本作は大分逡巡や葛藤という引き裂かれるような感情を描いている。
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