マツモトタクシー

ホテルニュームーンのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

ホテルニュームーン(2019年製作の映画)
3.5
日本イラン合作
ナグメ・サミニ脚本
筒井武文監督作品


イラン🇮🇷のテヘランで暮らす女子大生のモナ(ラレ・マルズマン)は母親ヌシン(マーナズ・アフシャル)と2人暮らし
父親は登山中に亡くなったと聞かされていた

普段は友達の様に仲の良い母子ですが男性との交遊関係には凄く厳しいヌシン
その事でモナはウンザリし彼氏とのカナダ留学の話も持ち出せないでいた

ある夜にヌシンが出ていく所を見掛けたモナは不信感から後を付けてしまう
ホテルでは見知らぬ日本人の田中(永瀬正敏)と密会していた
そして田中と自身が一緒に写っていた写真を見付ける
田中とは?自身の父親とは?母親は何故日本にいたのか?様々な謎が浮かび上がってくる。。








以下ネタバレ


自身の出生の謎が明らかになっていくミステリー仕立てのヒューマンドラマ

監督がイランの人達や風景をとても気に入っていて制作
脚本もイランでは有名な方でヌシン役のマーナズさんは国民的スターなんだとか今回が初のお母さん役

日本人夫婦役は永瀬正敏さんとイラン側の要請により小林綾子さんが指名された
おしん人気は根強いですね😮

展開はベタでゆっくりです
テヘランの観光地は外してあえて普段の暮らし振りが垣間見得るように撮影されたとか
思ったよりも日本と近い普通の日常生活を送っているのだなと思いました