リラリオ

スザンヌ、16歳のリラリオのレビュー・感想・評価

スザンヌ、16歳(2020年製作の映画)
3.4
パリ・モンマルトル…何不自由ない生活を送っているが、毎日を退屈だと感じる16歳のスザンヌ。
同級生たちと一緒にいても「マジつまんねぇ…」
恋に憧れるが、同年代の男どもは「ガキくさっ…」
そんなスザンヌは、ある日劇場の前で年の離れた舞台俳優のラファエルに一目惚れする…。

「素敵~♡」→ラファエル観察スタート→劇場前でバイクぶっ壊れ、お困りラファエル→父にバイクについて聞きまくる→「エンジンオイルが洩れたら大変?」「新しいバイク買わなきゃダメ?」「エンジンは何使って修理する?」「10日あれば修理できるっしょ?」→「ちょっ…バイクは…わかんねぇな…」→現代劇『本気の役者たち』でラファエルがエラストを演じることをポスターで知る→両親に観劇をゴリ押し→「2人とも教養あるから…ほら、文化貢献的な…」→父、母、姉「(何言ってんだ…こいつ)お、おう…」→劇場近くのカフェでパンにイチゴジャムをベッタリつけ、食らうラファエル→飯はイチゴジャムを塗ったパンにしてくれと母に頼む…。

劇場に忍び込み、舞台稽古を盗み見→舞台監督に無茶振りされ、困惑ラファエル→「やってられっか!」稽古をやめ、劇場の外へ→もちろんストーキング→煙草を吸う姿を見つめる→熱い視線に気づくラファエル→「君…前にも見かけたな…」→「ここが好きで…学校行く時に通るの…」→お互い自己紹介→「自分はスザンヌ、16歳。両親と姉の4人暮らしの近所住み。学校マジだるっ、毎日退屈っス!」→ラファエルは35歳。彼もまた繰り返される舞台や仲間たちとの付き合いに退屈していた…。

父に質問→「スカートorパンツスタイル、どっちが好み?」→「ス、スカートかワンピかな…でもパンツスタイルも好きだよ…」→翌日、ミッニミニのタイトスカートを履き、ラファエルに会いにいく→グレナデンシロップレモネード割り注文→関節キス→マスカラ大失敗→朝食に誘われ、ニヤニヤが止まらない→ガッツポーズ→パンとグレナデンソーダとコーヒー→加速する恋→心ここに在らず→同級生をバカ扱い→恋する娘を優しく見守る両親と姉。

けれども、自分が思い描いていた“16歳のとき”が「なんかちがう…マジこれでいいんか?」スザンヌは不安になり…。

名優ヴァンサン・ランドンとサンドリーヌ・キベルランの長女スザンヌ・ランドンが脚本、監督、主演を務めた作品。
同級生は退屈、はよ大人になりたい16歳が背伸びをしてみたが…のよくある甘酸っぺぇ思春期ラブストーリーでしたが…悪くはなかったっス!
ただ途中の急に踊り出すダンスシーン…私はいらねぇーなって感じでした。
「なまいきシャルロット」に影響されてるのマジ納得ぅ~の映画でした 笑
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