ガガーリン団地の解体音と宇宙船の発射音が似ていた。
良いことは決して多くなかったけれど、ユーリは最後、宇宙に飛び立てていたらいいな。
当時は祝福と希望を背負って建設された最先端のガガーリン団地も、時を経るにつれて老朽化が進み、それに伴って段々と住民の層も変わっていき厄介な存在になっていってしまったんだろうか。
ガガーリン団地を宇宙船だとするのなら、ユーリは宇宙船の中に宇宙を創ったんだと、そう考えるとまた面白いな。
現実的な映画だけど幻想的なシーンも多くて、それが混ざり合う瞬間はちょっとすごい。最後は現実でありますように。。