実在の考古学者の女性を主人公に、大胆なフィクションを加えた作品であるが、その加えられた物語は、その考古学者の品位を貶めることなく、彼女の化石に対する純粋な情熱や、当時結婚せず仕事で生き抜く女性の苦し…
>>続きを読む水の音で始まって水の音で終わる。始めの音は、シャーロットが住むロンドン。大英博物館の床を拭く掃除婦が雑巾をバケツで絞る水の音。ラストのは、メアリーが住む海辺の町の浜辺を洗う波の音です。ロンドンから来…
>>続きを読むまず言いたいのは「全然喋んねぇな!」です。
セリフが凄い少ない。けど、ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンなので全然退屈じゃないです。全体的に人のうるささが少なくて、波の砕ける音とか馬車の音…
熱演ではあるが美しくはない
ケイトとサーシャの身体を張ったパフォーマンスは確かに素晴らしいですが物語としては決して美しくはないと思う。むしろもっと泥臭くて生々しい背徳感を伴う情感が痛々しく感じるの…
心を閉ざした二人が偶然出会い、心の奥底にある感情が化石を採掘するように繊細に掘り起こされていく。
作品自体は静かな美しさがあり良かったけど、実在した人物を題材に空想の話となると繊細な内容なのでその辺…
特段に複雑な物語ではないので何も問題ありませんが、メアリーとシャーロット、それからメアリーの母親の主要な登場人物のセリフがとても少ないです。それでも物語のテーマをちゃんと理解できるのは、3人の女優…
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