ジョジー

アンモナイトの目覚めのジョジーのレビュー・感想・評価

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)
4.2
19世紀英国の小さな海辺の町。人を避け静かに暮らす古生物学者メアリーと裕福で屈託ない若妻のシャーロットが出会う。
掘り出された化石の如く、徐々に本来の輝きを取り戻し、新たな自分を見つけ煌めく時間が眩しかった。
しかし、立場は違えど男社会での生きづらさを知るふたりの間の“幸せ”への隔たりが切なくも哀しい余韻を残す。

ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナン、ふたりの表情と視線で交わす演技に釘付け。目は口ほどに物を言うってこういうことかと。
フランシス・リー監督待望の長編2作目もすごく良かった。

2021年劇場鑑賞21本目
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