#twcn
シアーシャ先輩・・・ううぅもっと賢い人かと思ってたのにアホかい!でも度胸は頗るあるという。
アレックさんまで出てるなんて!
全然逆の話だと思ってました。
貧乏なハウスメイドのケイト・ウィンスレット様が仕えるシアーシャ姫と恋に落ちる話だと思ってたのw
前作、ゴッズ・オウン・カントリーで物静かで羊に優しい難民ゲオルゲを演じたアレック・セカレアヌさんが、ケイト様に好意のある医者役で出てるんですがめっちゃ顔がいいんですけど(T . T)
相変わらず前情報を入れないとこういうとこで、えっ?!そうなの?!と驚けるのでコスパいいですはい。
※ただこの見方はハズレも相当引くのでオススメはしません※
どんな話かというとイギリス南部のライムという海辺の街が舞台。
ケイト様は地質学者として高名で自身で採掘した化石を研究し発表&販売をしながら、田舎町で貝殻や化石のお土産店を老いた母親と切り盛りしていた。
(ゴッズ・オウン・カントリーのおばあちゃん。つまりラケットマンのおばあちゃん)
決して裕福な暮らしとは言えないが研究に情熱とプライドを捧げ、人嫌いで頑ななケイト様は黙々と暮らしていた。
ある日ロンドンから来た自分のファンa.k.a実はクソ野郎の裕福な地質学者に新しく採掘したアンモナイトを売り、自分の採掘方法を軽く伝授したまでは許容範囲だが、うつ病を患う妻のシアーシャ先輩をこの街に置き去りにする。
最初の頃のシアーシャ先輩は黒いドレスに身を包み、当たりの強い夫に口答えも許されず悲しみと風鬱な顔で過ごしている。
預けられたケイト様もぶっきらぼうで相入れない2人に見えるが、シアーシャ先輩が病気になり看病したりシアーシャ先輩と一緒にとても意義のある採掘をしたりでだんだん絆を深める。
それが愛/恋にに変わるのはあまりにも自然だった・・・。
ケイト様人嫌いだけど優しいから・・・ほんとに自然とシアーシャ先輩の美しさと無垢さ、そして抱えている閉塞感にビビビっときたんだと思う。
シアーシャ先輩も名言はされませんが多分、子供を亡くしたのかな?黒いドレスも喪中に見えたし、以前はもっと違う明るい人だったみたいな言い方されてたし。
でも夫婦って病める時も健やかなる時も、じゃないの?
老いても、でしょ?
しかもなんなのこの旦那!
シアーシャ先輩が妻なのにあんな扱いありえない!!
ティモシー・シャラメでもしないぞ?!
(そういえば先日のバースデーはロンドンでBFと過ごしたみたいで何よりです★)
シアーシャ先輩さあ。
Little womenに引き続き19世紀の衣装とか髪型超イイ・・・良すぎる✨
特に最初の何も喋らず悲観的なお人形のようなシアーシャ先輩彫刻にして大英美術館に飾りませんか?
途中、ケイト様の昔の恋人と思しき年上の裕福そうな女性が出て来たり、大変なことや歴史的発見があったり・・・。
2人のベッドシーン最高なんだけどちょっと長いよね・・・前作のベッドシーンが心情描写に寄り添った演出だっただけに今回はとても生々しく感じた。
コレって監督のフランシスが男性だから、とか関係あるのかな??
海のシーンは微笑ましくて笑っちゃいましたね。
2人でイチャイチャしてる隙に水が怖いシアーシャ先輩をスーッと深いところに連れて行ってるの最高だった!
アンモナイトとか採掘とか地質学は門外漢なのですが、この土地を離れてできないことくらいわかるだろうにシアーシャ先輩バッカだなぁ。
ハンカチ差し出すとことか超可愛いんだけど終わりがある、とわかってるのかと思いきや・・・。
でもシアーシャ先輩は無垢で明るく美しいだけでなく、私とコレどちらが大事?という難題をも突きつけてくる度胸がある女性だった。
驚いたでしょうねケイト様。
あのシーンめちゃくちゃ見応えあったしGoodでした!
シアーシャ先輩のクソ旦那を演じたジェームズ・マッカードルさんてグラスゴー出身なの?!
アクセント完璧ですね。
南部の出身かと思いました・・・見事なアッパー階級の話し方で驚きました。
新
日本語字幕:稲田 嵯裕里