このレビューはネタバレを含みます
同監督の「ゴッズ・オウン・カントリー」が良かったから、めちゃくちゃ楽しみにしてた。
シアーシャ・ローナン可愛すぎ、駆け寄ってくるとこキュンキュンした〜私も抱きしめたい〜。
ラストが良かった。LGBTの映画で特に時代設定が昔のやつってザ・悲恋が多いけど、ここでこういう終わり方するのは初めて観た。
終盤の二人のすれ違い、わかる〜。
メアリー本人は自分の仕事を愛してて誇りも持ってるけど、シャーロットはそれをわかってなくて「あんなしんどい仕事してほしくない」って言っちゃうの。
ほんで住まいとか仕事って人生においてめちゃくちゃ大事なことやのに、シャーロット勝手にぽんぽん決めちゃうのもアーってなる。
でも悪気なくて愛故にっていうのもわかる。
実在する人物を憶測で同性愛者として描くことについて否定的な意見もあるけど、今まで実在する人物を憶測で異性愛者として描いていることについて考えてほしい。
パンフレットを読んで再確認したけど、監督フランシス・リーはしっかりとした考察があってメアリー・アニングを描いた。
めちゃすごい化石を発見したのに、別の男の名前で博物館に飾られ、性別と社会的地位のせいで世間から忘れ去られることがどれだけ悔しいか。
この映画でメアリー・アニングを知れて良かった。