なっちゃん

Summer of 85のなっちゃんのレビュー・感想・評価

Summer of 85(2020年製作の映画)
3.4
2020年に芦田愛菜さんが映画のイベントで「信じること」について質問され「その人自身を信じているのではなく、自分が理想とするその人の人物像に期待してしまっていること。裏切られたというけれど、その人が裏切ったというわけではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ。見えたとき『それもその人なんだ』と受け止められる揺るがない自分がいるというのが信じられるということ。しかし難しいので人は成功した自分の人物像にすがりたい」と答えたことがありましたが最後の方そういう話でした。
よう考えたら恋ってだいたいそうなんかもな。だいたいみんな別れた瞬間に等身大のその人を認識できるようになって恋人のことあれ…なんで好きやったんやろ…ってなる気がする。
そういう意味だとそのとらえ直しをする前に相手が死んじゃったら余計つらいのかもな。知らんけど。

そしてドランといいオゾンといい相変わらずフランス映画に出てくる母親はいいな。ハリウッドではまず見られない母親キャラでした。
フランス映画の母親フェチなのかもしれない。メディアには「いい母親」か「子供を捨てる母親」「スパルタの母親」ぐらいのパターンしか出てこなくて嘘ばっかりなのでもっといろんな描き方してほしい。母親も人間なので。