Call me by your nameと似てると予告編観て思ったけど、私は断然こっちの方が感情移入できて好きだった! フランソワ・オゾン監督やっぱり好き!
主人公が男性同士なだけで、至って普通のラブストーリー。
ケイトの台詞「あなたが愛してたのは彼じゃない。顔と身体を好きになって心も理想通りだと思っただけ」にハッとした。
これって耳に痛いけど案外、恋愛のあるあるじゃない?
ダヴィッドの「独占されたくない」もずるいし最低だけど、こういう人いるよねー。
一緒にバイクに乗る、クラブで周りに沢山人がいるのに2人だけの世界で踊る。
好きで好きでたまらない気持ち、今しか見えていない若者の強さが画面から溢れてくる。
ダヴィッドの死後はアレックスの悲しい表情が続いたから、死体安置所で女装が取れた瞬間は少し笑えて空気が変わってよかった。
美しいキャスト、美しい風景に終始眼福でした。