おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさ。何だかよくわからないけど面白い、なんていう陳腐な表現しか思い付かなくてもどかしいが、多分監督にもこの映画で伝えたい事なんて何もなくて、「とにかく俺が撮りたいもの>>続きを読む
結局ダニエルは、誰も愛せないし信じる事も出来ない孤独な人間。だからこそ金に走るし、欲望を止める事も出来ない。最後の「終わった」は、もはや失うものすら無くなった、という心情を表していたように思う。息子が>>続きを読む
辛く悲しい物語だが、終わって欲しくない、いつまでも浸っていたいと思わせる感動的なひとときでもあった。シャラメのかっこいい着こなし、自然光の美しい映像がそんな気分にさせる。ドラッグの怖さも十分に伝わるが>>続きを読む
人それぞれ様々な悩みを抱えて生きてるけど、自分の思いをしっかり言葉にできる人ってそう多くない気がする。あと人前で泣ける強さってあるな、と。皆が凄く自然体な演技を見せる中で、蒼井優だけが別格だった。多分>>続きを読む
これは見応えあったな。ライヴシーンは抜群のカッコ良さだったし、ショービズ界の華やかさと恐さの両方を知れたし、何よりもエルヴィス・プレスリーという巨大な謎に少しでも迫れた気がして、とても充実した時間だっ>>続きを読む
執着とか偏見のない者の所に、結局人は集まってくる。他人の過去なんてどうだっていい。そんな事より今、目の前にいる人のことを愛そう。ちひろさんのこの大らかな生き様は、見習うべきもの。一見地味で何も起こらな>>続きを読む