Summer of 85の作品情報・感想・評価・動画配信 - 312ページ目

「Summer of 85」に投稿された感想・評価

まおう

まおうの感想・評価

4.0
フランソワオゾン監督の新作Été85はどんな歴戦の猛者でも一瞬で初めて恋を知った10代のあの頃に引き戻されるし攻は全国の腐女子に聞いた「こんな男に初恋をめちゃくちゃにされたい」第一位って感じだし、受は腐女子歴20年以上の猛者5億人集めて叡智を結集させたみたいな古き良き受だから覚悟してほしい
ヨラ

ヨラの感想・評価

3.5
少女漫画的浪漫。最後の女の子との会話が好き。もうひとクセほしかったけど、オゾンが10代のころ好きだった小説だというし大事にしたかったんだろうと思う。
あと、主人公の少年っぽい体型がぐっとくる。後ろ姿がかわいいんだわ
kazata

kazataの感想・評価

3.0
フランソワ・オゾン監督版『マイ・プライベート・アイダホ』かと思ったら……思春期少年のあるひと夏の青春恋物語&"coming of age"映画でした。
(ベルギー映画『North Sea Texas』に近い印象かな…)

"ある死体"についてのモノローグで始まったり、やたらと「ピラミッドのミイラが…」とか「俺が死んだら墓の上で踊ってくれ…」な約束とかが繰り返されるのは何なんだ!?……と思ったら、オゾン監督自身が10代の頃にハマったという小説「おれの墓で踊れ」の映画化だったから。
なるほど、思春期男子特有の恋憧れとか過剰な思い込みや幻想がそつなく表現されていたんじゃないでしょうか。

欲を言えば、主人公少年アレックスが恋に落ちる相手ダヴィドにはもっと"刹那感"(今にも消えてしまいそうな危うさ)を感じたかったところだけども!
(その刹那感が無いおかげでドラッグやHIVと無縁という健全なBLになっていて、これはこれで同時代的=一般的な青春恋愛物語って感じもするからいいのか…)
(刹那さ=バイクなんだろうけど…)

あとは、「全くエモさが感じられない」(客観的な視点重視)のは映画の構造上の問題=回想形式だからかな……って思ったけど、いやいやドラン監督(orガス・ヴァン・サント監督)だったらもっとエモく描けるっしょ!
(巨匠アンドレ・テシネ監督もエモさを重視するかも…)
(この辺は個人的な趣味の問題だけど、この手の物語には多少のエモさが欲しい派なんで……その点、本作はルカ・グァダニーノ監督作『君の名前で僕を呼んで』寄り=今っぽい"淡々と描写系"になるのかな)

そうそう、ドレスを着て自転車に乗るシーンはオゾン監督の初期短編『サマードレス』を思い出せて良き!

毒々しいオゾン監督作が好き派な自分には、良くも悪くも本作は"キレイ過ぎ"な気がしました。。。

(主役に抜擢されたフェリックス・ルフェーヴルくんの雰囲気がまさに『クリミナル・ラヴァーズ』の頃のジェレミー・レニエで……オゾン監督の相変わらずな美少年センスがナイス!笑)
Asami

Asamiの感想・評価

3.5
LGBTQを訴える映画というよりは、若い2人のひと夏の恋の始まりと終わりを描いた青春映画で、その主人公が同性同士だっただけ、という感じ。
映像の描き方が美しくて、アレックスの心情を表すように、ダヴィドといる世界の輝きがとても瑞々しくて綺麗で、特に音楽を聴かせるシーンが印象的だった。
Maaa

Maaaの感想・評価

4.1
『マイ・プライベートアイダホ』を彷彿とさせるポスターに惹かれて鑑賞。映像の美しさや爽やかなラストに意識がいってしまうけれど、「ピュア」「美しい」という言葉で表すのは短絡的。残酷で心臓の奥深くをぐちゃぐちゃにされたように辛かった。

アレックスは本当にダヴィッドに恋していたのか。またその反対も。

原作の冒頭の言葉の意味を考えてしまう。「我々は、ふりをしている通りのものであるから、何のふりをするかは慎重に決めなければならない。」
どど丼

どど丼の感想・評価

4.0
センスの効いた雰囲気BL映画。あーー劇場公開待てばよかった。少年たちのたった6週間の恋と、彼の死の真実。悲しいストーリーだし、胸糞悪い展開もあるのに、不思議と心が洗われたような清々しさが残る。ストーリー云々というより、個々の演出や台詞回しのセンスが抜群で、どこで止めても名作状態。タイトルにもあるように、1985年のノスタルジーを感じさせるような絵作りが凄くて、本当に2020年の映画なのかと疑う。

無理にLGBTQを面倒な方向に持っていかず、オゾン監督ならではのエモさを内包したエンタメ作品として優れた逸品。今後Sailing聴くたびに泣いちゃいそう。

……ダヴィドは許していいのか?
LGBT映画というより、おしゃれBL映画。
「マティアス&マキシム」とか、ファッショナブルに扱うBLものがここ最近、増えてきた。
どれも美青年を起用して、エモいの一言で済まされちゃうような上辺だけの綺麗な映像を並べ立てて、中身は似たり寄ったり。
「君の名前で僕を呼んで」が好きな人なら少しハマるかもね。
sonozy

sonozyの感想・評価

3.5
フランソワ・オゾンの新作。
1985年の夏。16歳の少年アレクシス(ジャケ写右)と18歳の少年ダヴィド(左)が出会い、惹かれ、愛し合い、そして….6週間の物語。

アレクシスが警察に連行されてきたシーンのオープニング。彼が、二人に何が起こったのかを知りたくなければここで止めた方がいい。と、カメラ目線で語る。

美しいビーチ。友人の小型ヨットで一人海へ出るアレクシス(自称アレックス)。沖で帆を下ろして陽を浴びていると、突然雷雲が現れ、慌てて転覆させパニクる。
小型ヨットで近くを通りかかったダヴィドに助けてもらい、着替えのため彼の家へ。
ダヴィドの母も歓迎、アレクシスの服を脱がせ入浴させる(唯一の?笑いどころ)。
2人の時間を過ごすうちに、アレクシスは恋に落ちる。

ダヴィドの父は昨年突然亡くなっていて「LA MARINE」という船関係の雑貨を扱う店を彼と母で切り盛りしていた。
アレクシスはその店でアルバイトをすることになり、ダヴィドとの親密な時間が始まる。。

フランソワ・オゾン監督が17歳の時に出会い、深く影響を受けたというエイダン・チェンバーズの小説「Dance on my Grave(邦題: おれの墓で踊れ)」がベースとなった作品ということで、“死”がテーマになってます。

ダヴィドの妖しげな視線、ジャックナイフ型の飛び出すクシ…まるで乙女のように惹かれていくアレクシスの一途な感情。
一方、ダヴィドは。。

2人の6週間の物語と、その後アレクシスが警察に連行され、彼の文才を認める教師やソーシャルワーカーが彼の心情を捉えようとする話とが交互に展開されます。

ロッド・スチュワートの名曲「Sailing」♪が切なく響きます。
kiki

kikiの感想・評価

4.4
2021年映画初めはこの映画でスタートを切れて良かったなと本当思います。
誰かと溶け合うほど死ぬほど愛せられて、例え自分の中で勝手に作り上げてきた理想に恋をしていたとしても、その気持ちはとても美しいんだ。85年フランスの海辺の町で愛に基づいた全ての感情がぐちゃぐちゃに混ざり合った二人の少年、彼らの愛情をストレートに伝達してくる瑞々しい描写があまりにも感情的で衝撃を受けた。ただ触れたい、触れて欲しいだけなのよ
まぁ薄らと筋は分かるけどエモいジュブナイル描写があるからほっこりしながら見ちゃった☺️

あなたにおすすめの記事