アル中のネガティヴ要素満載の映画でも無し、パリピのアッパーなノリに支配される訳でもなく、多分今までに無いアルコール映画だったと思う。
およそ、ある程度の飲酒歴がある酒飲みが思いつきそうな、あるいはやりそうな失敗も満載。
酒を飲んでるシーンはアルコール臭が画面から漂ってきそうな
雰囲気が何度も感じられた。
批評で、ジョン・カサヴェテスの「ハズバンズ」に言及している文章も見かけたけど、あの作品ほど中年の悲壮感は、この映画では感じられなかった。多分、高校が舞台で若い人が多数出演していたからかもしれない。