深夜放送

アナザーラウンドの深夜放送のネタバレレビュー・内容・結末

アナザーラウンド(2020年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

最近ハリウッド系か特撮ばかりだったから久々の静の映画だったけど良かった。ストーリーも構成も演出も何もかも、ラストのマッツ・ミケルセンの為にある映画。序盤〜中盤の尋常ではないくらい酒を飲みたくなる感じは映画上手いなぁ……と思った。面白かった!

マーティンはずっと一途に愛していたのに、浮気はするし逆ギレはするし一度手を突っぱねて子供二人連れて実家に帰る癖に「寂しい」とか言い出す女の手を取る(メールに返信する)んじゃなくて、全部先延ばしにして教え子の卒業への祝杯上げてからの「イーダに捧げる」は凄い好みのラストだった。
映画の根幹を作ってくれて、映画にも出る筈だったのに、自動車事故で亡くなってしまった少女に捧げるラストとして「人生に目覚めるような映画を」という意図が含まれた上で「別に最愛の元妻であったって、思う事があるならば手を取り直さなくて良い」というのは新しい形の希望だな……と思う。