於キヨ

アナザーラウンドの於キヨのレビュー・感想・評価

アナザーラウンド(2020年製作の映画)
3.4
常時、アルコールの血中濃度を一定に保っておけば日常生活がうまくいく!
という理論のもとに、4人のオッサンが酒を飲みまくる話。
冒頭で高校生が酔ってギャーギャー騒いでいたのを見て、「なんか嫌な映画のような気がする」と思った。

4人とも同じ高校で、教師として働いている。
心理学の先生…言い出しっぺ、妻子あり。
音楽の先生…パンツ一丁でピアノ弾く猛者。
歴史の先生…マッツ・ミケルセン。酒を控えていたのに、飲み始めたら止まらなかった。
体育の先生…少年サッカーのコーチ。作中で唯一の犠牲者。メガネ坊やとの交流◎

酒は飲んでも呑まれるなってことよ。

絶対後味の悪いことが起こる鬱映画と決めてかかって観ました。
マッツ足長いな。
適量な飲酒なんて酔っ払いにわかるわけないんだよ、それを狂わせるのが酒なんだから。
希望を感じさせる(笑)終わり方だったけど、ちょっとな…ブラック感ある。

他のユーザーの感想・評価

かな

かなの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

重い〜
身近にアルコール依存の人がいるからなんともきつかった
文化の違いなんかな
お酒との距離感バグってる気がするんやけど
結局お酒では何も解決せえへんのかなー
モヤモヤーっとしたままで不安も解消されへんけど、マッツが踊り狂ってるしまあええかーって感じ
呑むっていうのは、音楽みたいなものなんだろうな。音楽はここじゃないどこかへも連れて行ってくれるし、最高にたのしませてもくれる。お酒も似たようなものかもしれない。

このレビューはネタバレを含みます

中年の危機を迎えた男4人がアルコールによって気分を上げる話。
血中アルコール濃度を上げるほど本人たちは楽しそうだけど、シラフで見ているこちらには恐怖でしかない。
終わり方は想像を裏切られました。

40歳になったらまた見ようかな。
shiho

shihoの感想・評価

3.9
ハングオーバーのような軽さかと思いきや、しっかり重めの内容
かなり面白かった
あと、マッツの母国語はさらに色気が増す気がする…笑
お酒好きには欠かせない一本! 

自分自身アルコールが大好きな人間なので、共感しか感じなかった。
確かにホロ酔いの段階では普段以上に調子が上がるのは間違いない(^o^)
ただし一定の量を越えると様々な悪影響を及ぼす現実も否めない。。。

だがそれ以上にアルコールの魅力は我々人間を虜にしてしまうのだ。
酒は人類の友。我々人間の魂を救ってくれる神秘的な物。
しかし付き合い方を誤れば人生を一瞬で破滅に追い込む恐ろしい一面もある。
ドラッグ同様の危険性を兼ね備えているので注意が必要な毒物や。

皆様アルコールは程々に(^-^)
見終えて虚無感。酒は飲んでも呑まれるなを教えてくれる。
いい面も悪い面も教えてくれた作品!
NR

NRの感想・評価

3.8
体を張った、素人なりの実験。
やはり専門家の指導は必要ですね。

…自力で戻れる一歩手前で留まれたのが救いか。
アルコールはリミッターを外してくれると聞いた事があります。
良くも悪くも、呑んだ本人次第か…。
アルコールの良いところと悪いところのどっちもが出てきて、楽しさは一瞬だけど、悪いことや悲しいことの方は長引くなぁと思った。

でもまぁ、適量のお酒が人生を豊かにしてくれる可能性は高いので、ほどほどにたのしみたいでぇ…という映画。
ゆ

ゆの感想・評価

3.7
ほぼ劇中歌無いのに観やすいし、何よりマッツが美しすぎてびっくりした。

陰気なマッツと、お酒飲むマッツと、ベロベロに酔って陽気なマッツと、踊るマッツとデンマーク語喋るマッツがほんまに綺麗すぎる。

最後のマッツの踊りやばい、すごい、どんなに運動神経良いねんって感じで感動した
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於キヨさんが書いた他の作品のレビュー

セブン(1995年製作の映画)

3.5

初見。
犯人の動機がわかりにくいけど、サイコパス映画の先駆けみたいなもんかなと思った。
犠牲者の姿とか、殺害方法とか正気を疑うほどえぐいし後味が悪い。
謎解きしている時が一番面白かった。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

冒頭でジョジョがイマジナリーフレンドのヒトラーと一緒に、ハイルヒトラーの練習するシーン。
ヒトラーが「Do you speak Germany?」ってジョジョを煽るんだが、お前も英語じゃねーか。敵性言
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.7

玉田と豆腐屋のおじちゃんにキュンとした。
演奏シーンに圧倒された。
主人公がポジティブおばけ。演奏シーンのCG、どの人物も肩幅が広くなってしまうのがどうしても気になってしまった。
カラフルな表現は目が
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仕掛人・藤枝梅安 第一作(2023年製作の映画)

4.0

安心して観られるキャスト。
自分は原作未読だが一緒に行った人によると、原作に忠実であったらしい。
序盤の濡場が少し長いように感じた。

梅安先生の良い意味で人を駄目にする感じが良かった。トヨエツかっこ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

観てよかった。
スラムダンクよく知らないけど、初心者でも入り込むことができた。盛り上がるところで音楽が流れるタイミングがよかった。
回想パートと試合パートで作画が変わるのも、観ている間に慣れる。

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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

2.5

クリスチャン・ベールが好きなので英語で見ました。
ダイジェスト版を観ているような感じでした。星?が落ちるところが、ファンタジアみたいで良かった。
絵は流石だなーと思うが、話はあんまり面白くなかった。