アナザーラウンドに投稿された感想・評価 - 10ページ目

「アナザーラウンド」に投稿された感想・評価

こんな感じの歴史の先生がいたら授業楽しいだろうなあ

苦痛と痛みを酒で紛らわすことはできても
なくすことはできない
アルコールの国、と聞いてどの国を思い浮かべるかで、その人の人生観がわかる…とまでは言わないが、陽気な地中海のビールと、寒々しい北欧のビールではすこしばかり意味がちがう(とは言えよう)。

雑駁にイギリスとロシアの中間あたりの、ドイツにも繋がる国を思えば、おおよそデンマークという国と酒の関係性は読める。
そんなイメージをうまく体現した映画だった。


冒頭、学生がはしゃぎながら酒を使ったゲームに興じる(それも、半ばスポーツ的で、アメリカのそれとは異なる)。目には見えない鬱憤や、陰とした中の明るさを感じるシーンでもあった。
そこから、人生に希望もなくただやり過ごす中年教師たちが主人公として現れて、血中アルコール濃度を0.05%に保てばなんでもうまくいくのだ!とバカげた飲酒生活をはじめる。
ここで思うのは、ふとしたことで酒が見つかったりするような邦画でありがちな伏線は一切回収されないこと。もっと大きなことを語ろうとする脚本が清々しい。

ネタバレをそれなりに避けるため、詳しくは言及しないが、まあ量的なエスカレートと、臨界点としてのいくらかの破滅は想像の通りである。
中年の危機と、高校生の一過性の輝きのどちらもが儚く美しく、笑える。

それにしても、この国では誰もがアルコールと付き合いながら、憂さ晴らしのように人生を謳歌していくしかないという、明るい諦めが心地よい。
キルケゴールが引用されるのもまさにデンマーク。

劇中歌『Cissy Strut』の演奏はミーターズ。アメリカ南部の気だるい陽気さが鏡写しのようで見事な選曲だ。
デンマークでは16歳でアルコールを飲めるらしい。ゆえに高校の卒業式後にパレードで酒を飲むことが許されるという最高にハッピーな国だ

『ハング・オーバー』的なコメディではなく、アルコールの功罪がリアルな描写で描かれ、序盤と終盤の落差が凄まじい

20時までアルコール濃度0.05%(ワイン1〜2杯)をキープすることで、ハッピーな生活を送れるかを試す人体実験が男たちにもたらした悲劇と解放

我に帰るとはこのことかと実感
あつし

あつしの感想・評価

2.9
いい映画だとは思うけど、個人的にはあまりハマらなかった
多分大人の方が観ると楽しめると思います
あとマッツミケルセンってこんなカッコいいんですね
T2Y

T2Yの感想・評価

3.4
人生の折り返し地点に来た中年男性のお酒と共に歩んでゆく喜怒哀楽物語。

酔いちくれた4人のおっさん。へべれけ状態で白夜にじゃれ合う姿が少々痛々しいけれど哀愁漂っていた。ノンアルコールで泥酔やほろ酔いのあのような演技をしていたのだからスゴいとしか思えない役者たち。その中でもいぶし銀マッツ・ミケルセンの憂いの表情が際立った。

お酒を否定も肯定もしていないし、良い面と悪い面もちゃんと見せていて、テーマを押しつけてこないところが喉ごしスッキリでよろし。
せっかくだからと思い飲酒鑑賞したら即寝落ちしたのでスコアは低めで。
ほろ酔い目指している割には
ウォッカぐいっと飲んでみたりしていて
文化の違いを感じた
うりあ

うりあの感想・評価

3.4
顔が、顔が、顔が良すぎる、スタイルも良すぎる、ビジュ優勝、尊い、エロすぎる、ご尊顔!アリガトウゴザイマス!泥酔?!濡れ場まで?!しかもそれは即ち青姦と言ってもいいのでは?!踊っても頂けるんですか?!?!アリガトウ、、、アリガトウゴザイマス、、、
という感じなので話があまり頭に入らない
デスストのマッツミケルセンかっこいい〜
「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」
と言うことで、お酒を飲んで仕事をしたりと、日常生活が今ままでとは比べられないほど生き生きしだして…。
ちなみに、お仕事は、学校の先生。笑
お酒飲むだけで、こんなに上手くいくだなんて!!!

って映画なんだけど、お酒を飲めない自分からしたら…。
まったくイメージ出来ないわけで…。笑
テンションがめちゃ高いマッツのヘンテコダンスが見れるのは、この映画だけ!
MNRLAY

MNRLAYの感想・評価

3.5
お酒とは適度な距離を保っている自分としては、本作のお酒の力を借りて自信を取り戻す男たち、という展開がちょっと入り込めなかった感あり。
とはいえこの映画の主題は自分の人生に意味を見出そう、取り戻そうというところにあり、お酒はそのためのアイテムという扱い。そういった意味では、世の中みんな何かに酔ったり縋ったりしていないと正気を保てないのが人生なのだ。お酒じゃなくても、お金だったり権力だったり、恋愛だったりギャンブルだったり、エンタメだったり芸能人だったり宗教だったり・・・ ただ、どれにしても適量というものはあるわけで。

お酒を飲んで騒ぐシーンが最初と最後に出てくるのだけど、そこから受ける印象は両者で全く違うのが不思議だった。どんな苦しい辛いことがあっても、それでも人生を進めていくしかないんだね。そう思わせる希望のあるラストだったかな、と自分は思いたい。
莉

莉の感想・評価

4.4
話がテンポ良く進んで観やすかった。
お酒の素晴らしさ楽しさを教えてくれる反面
"酒は飲んで飲まれるな"の通りで飲まれたら一瞬…とお酒の怖さも実感する。
ちょいちょいマッツを踊らせようとしてて最後の最後でマッツが踊る。
マッツのスーツ姿で踊るシーンだけでも観る価値あり。

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