ゲット・インのネタバレレビュー・内容・結末

「ゲット・イン」に投稿されたネタバレ・内容・結末

 実話ネタで名前は変更らしいけど、フランスの法律にオイオイオイって感じ……。
 フランスの法律を知らないからあんま言えないが最悪だな……。

 書類一枚でシッターの家族に家を乗っ取られた男が、裁判に挑むも負け、悪い仲間と共に身を持ち崩していくわけだけど……ある日、倒産した工場に入り込んだ豚狩りをした事により、どんどん加速しちゃうってゆ~。

 ファーゴ的な音楽と雰囲気があるね。
 嫌いじゃない。
 日が経つに連れ、彼の苦悩が深まっていくのがよく分かるし、仲間達に乗せられて戻れない所まで進んで行ってしまってるのも……。
 人が良すぎるんだろうなぁ。
 可哀想っすわ。

 ちょっと人種問題も入ってんだよね。
 黒人だけど中身は白人っぽいってチョコバーと馬鹿にされたり……。

 彼が豚の王になるかと思いきや……仲間側が豚の王だった。
 馬鹿騒ぎの挙句に家のっとりをしようとする無頼達~……失敗したよな~。ポールは結局はイイ人間だったから一線を守れてたけど、彼らにはソレがないんだもん。
 豚のような鳴き声で泣き叫ぶ演出はイイ感じだったけど、マジでボッコボコにされちゃうしさ。乗っ取ったエリック夫妻も布団収納での窒息状態はやばいわ。(これいいな、中々観ないパターンで気に入った)
 世の中残酷で溢れてる。可哀想しかでてこねぇわ。これがリアルにあった事やと思うとほんと哀れ。
 つーか、自分等住むためにこの家きたんちゃうんかいww燃やすわ壊すわ、やっぱただ暴れたいだけか~って。
 でも正直、期待するよね。ここまでされたからには、覚醒してねと。
 豚人間の丸焼きはGOODだったwやっと、ざまぁ展開でw
 最後のバッドでガンガン殴るポールの必死さとか、豚野郎の「家を取り戻せたな」には深みを感じちゃった。

 でも結局、小悪党が大悪党にやられた感で……人のイイ奴はバカを見る感で……なんとも微妙な気分になったわ。
 ただ、セックスエンドは新しいな……。必要なくね?とめっちゃ思うシーンだったがw

 まぁ丸くおさまった事を考えると後味は悪くないのかな~。
全てにおいてチンプンカンプンでした…。誰一人心情を理解できる人がいませんでした。

サブリナたちの動機は?賃借人なのに家賃払ってないの?追い出せない法的根拠は?最後どこいったの?
夫も根の弱い人物として描きたかったんでしょうが、根暗で短気で気弱というどうしようもない性格で、弱いというより頭大丈夫かというレベルに感じました。
ただミッキーの不気味さは悪くなかったです。

無駄なドローン撮影だったり、無駄なセックスシーンだったり、無駄な残虐描写だったり、内容の無茶苦茶さの割に撮影手法は平凡だったり、ギャスパーノエみたいなカルト映画を頑張って作りたかったのが悉く失敗していた、という印象です。

終盤、「これ夢オチにするしかないんじゃ…」と心配してましたが、それが裏切られて安心しました。
●料金900円
●あらすじ
バカンス中に使用人エリックとサブリナに家を占拠されたポール(アダマ・ニアン)とクロエ(ステファーヌ・カイラール)。立ち退きは簡単に思われたが、覚書に返却規定がなかったため、法の壁が立ちはだかる。怒り狂うポールの前にクロエの昔の友人、ミッキー(ポール・アミ)が現われる。ミッキーは仲間フランクたちとともに、ポールをドラッグやセックスの蔓延するアンダーグラウンドの世界へ引きずりこんでゆく。そして、惨劇の夜。ミッキーたちは占拠された家を襲撃し、ポールとクロエ、使用人夫婦を半殺しにして、屋内を荒らしまくる。正気に返ったポールはミッキーたちの暴虐に立ち向かおうとするが、それは善良な男の内に潜む暴力・残虐性もまたむき出しにしてゆく。 

●フランスで起こった実話を基にしている。日本でも競売物件を投資目的で購入したものの、住人が立ち退きに応じなかった為、資金繰りに窮して住人一家5人を殺害する事件が起きている。幼い子供を含め5人の命を奪ったにもかかわらず、逮捕後の犯人の態度はスッキリした様子だったという。
●この映画のミッキーは悪魔的存在というか悪魔そのもの。ポールの耳元で甘く囁き唆かす。ポールは黒人で妻クロエは白人。ミッキーはポールに「チョコバー(外は黒いが中身は白い)」と揶揄する。そんなポールにクロエも男性として物足りなさを感じていて夫婦仲もギクシャクしている。
●惨劇後住居も取り戻し夫婦仲も円満になったかに思えるポールだが、暴力衝動を解放してしまった心の闇はこれから抑制出来るのだろうか?