20年の時を経て祖国アフガニスタンからの脱出を語る青年アミンの姿をとらえたドキュメンタリーアニメーション
この手の戦争映画を観ると、生まれた場所が違うだけでなぜこんなにも酷たらしい仕打ちを受けなければいけないのかと憂鬱になるし、奇しくもウクライナがロシアの侵攻を受けている状況が重なるので二重で辛い
『ペルセポリス』『戦場でワルツを』『ブレッドウィナー』と近しいテーマで戦争を扱ったアニメーションですが、ドキュメンタリーなのでリアリティでいえば一番だったかな
映画としては、芸術的にアニメ化されている分、やはり本来伝えなければならない残酷な部分はそぎ落とされてしまっているようにも思える
もちろん実在する登場人物の安全を確保する為、実際の映像が使えないからこういった表現手法を使ったというのは理解しているのですがね
〈 Rotten Tomatoes 🍅98% 🍿91% 〉
〈 IMDb 8.0 / Metascore 91 / Letterboxd 4.1 〉
2022 劇場鑑賞 No.011