板金塗装屋で働く幼馴染のキダとマコト。
ある日突然仕事を辞め行方不明になったマコトを追って裏稼業の世界に入ったキダだったが、探し当てたマコトは彼の知っているマコトとはどこか違っていて…というお話。
現在と過去が代わる代わる描かれる作品なのですが、かつてのキダとマコトたちと現在の二人の微妙な違いが醸し出す不穏さが良かったです。
謎的な部分は割とわかりやすくて、「ラスト何20分の真実。」みたいキャッチコピーはない方が良かった気がします(笑)
というか、「ラスト〇〇」みたいなキャッチコピーって、観る方も何かどんでん返しとかあるのかな?と思って推理したり考えたりしちゃうので無い方がいいと思います!
まぁ、宣伝的にはそういう文句が効果的なのだろうからしょうがないちゃあしょうがないのですが。
でも、先は読めても楽しめたので良かったです!
こういう切ない系のミステリー・サスペンスは大好物なのです!