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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台の426のレビュー・感想・評価

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先日友人と恋バナをしていた。
今、恋人が必要かと言われ少し考えてみた。もちろん居たら良いのだろうがいなくてもいいと思う瞬間がたまにあり、そう思う時があるのなら別にいなくても良いのかもしれないと思った。
私の恋愛スタンスを友人に語ると「自分を持っていて素晴らしい」と言われたが、果たして自分を持っているのだろうか?むしろ自分を持っているとはなんだろう?
私のスタンスは簡単に言うとデパ地下のショーケースに並ぶケーキと同じである。選ぶ側ではなく選ばれる側。可愛くデコレーションしていたり割引シールが貼ってあるかもしれないが買ってくれるのを待っている。訪問販売や街頭でのキャッチはしないというかできない。
そんな待つ側、つまり流される側の私は自分を持っていると言えるのだろうか?
なーんて事を考えてたら電車を乗り過ごしてしまった。

泣かず飛ばずの俳優が囚人たちに演劇を教えたらなんか人気でちゃったよ…的な今作、塀の外で演技したあと戻ってきた時に必ずさせられる行為は仕方ないよねと思いつつちょっぴり辛かった。
予想外と呼ばれるラストはフィルマークスで私がやっている事だったので、コラアゲンはいごうまんポイントは1ポイントとさせていただきます。
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