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人数の町のwjのレビュー・感想・評価

人数の町(2020年製作の映画)
3.4
取り扱うテーマは面白く、風刺が効いていて良かった。
社会に見捨てられた人々を街の中で生活をさせる。生活は不自由なく感じるし、お互いwin-winな関係。だが映画の中にも出てきた安楽死と同じ様に意見が別れそう。
結局は普通以上の暮らしをしている人と行き場を無くした人とでは街の暮らしに感じるものは決定的に違う。

前評判にもあったように前半は良かったが後半の急な展開はついて行けなかった。
主人公だけでは脱出の理由が無い為、無理に恋愛要素を入れてきているように感じた。
もう少し街の中のルールを増やすか深掘りすれば面白かったかもしれない。
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