KotaroKinoshita

スパイの妻のKotaroKinoshitaのレビュー・感想・評価

スパイの妻(2020年製作の映画)
4.2
昨今の"映画内映画"ブームの流れに乗りつつ、濱口・野原らしい人間関係の細かな揺れ動きを盛り込んだ脚本が非常によく、蒼井優もまさに適役。切り返しに心血を注ぐ黒沢清もよし。これだけストレートにいくなら、やはり少なくともこの倍の予算で作って欲しかった。


演出0.9
人間0.9
構成0.8
驚き0.8
趣味0.8


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き=斬新さ、意外さ
趣味=個人的な好き嫌いの印象