たつなみ

スネーキーモンキー/蛇拳のたつなみのレビュー・感想・評価

スネーキーモンキー/蛇拳(1976年製作の映画)
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私の中の”永遠のヒーロー”の一人 ジャッキー・チェン。
本作は子供の頃『ゴールデン洋画劇場』で初めて観て衝撃を受けた作品。
実は『蛇拳』は彼の作品の中で一番好きだったりする。
ちなみにジャッキー映画は字幕ではなく、必ず吹き替え版で観なければならない。

今やノースタントの激しいアクションでお馴染みのジャッキーだが、私は彼の最大の魅力は初期の頃の『カンフー』にあると思っている。

まるで踊りを踊っている様なリズミカルな戦いは、今観てもいつまでも観ていたくなる程に引き込まれる。
もはやストーリーなんてどうでもいい。

大袈裟すぎる風を切る音、手と手がぶつかる「パン!」という音、打撃の音。
ボクシングや空手とは違う世界はもはや陶酔の域…。
パンチや蹴りは寸止めなどなく、本当に当たっているから迫力が違う。

彼の作品を知らない若い方にこそ観て欲しい。
きっと彼のフィルモグラフィーを追いかけたくなる…はず!