ヤマダタケシ

はりぼてのヤマダタケシのネタバレレビュー・内容・結末

はりぼて(2020年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

2020年9月6日 ユーロスペースで

・横領、汚職の発覚⇒辞職⇒次の議長の登場⇒再スタート⇒横領、汚職の発覚。延々と繰
り返される同じ展開に終始苦笑していたわけだが、繰り返されるうちにこれはもう習慣
としてそうなってるんだなって感じになって来て笑えない。
⇒ここの部分の、秒で辞任になる感じはホントに面白い。
・マスコミがここまで追及しても変わらない習慣の部分を観ていると、それを元に批判す
 る市民の視点ってのが全く機能していないことに気づく、、、、
・巧妙に隠された犯罪ではなくて、調べたらすぐ分かるような悪事。つまり、市民は誰も見てないってことが前提にあるような。
・後半で出てきた五本議員の、地元の祭りに行ったらかならずひとりはいるような調子のいいオッサン感から、なんかこのオッサンガハハなイズムがあらゆるところで日本の民主主義みたいなとこに入り込んでるんだろうなとも思った。
・どんな質問に対しても「立場上答えることはできない」しか返さない市長がすごい