このレビューはネタバレを含みます
なんとなく80〜90'sぐらいのSFを感じる
故になのか雰囲気としてもっと荒い映像の方が
合ってる気がしてしまう
日本が好きなのか漢字が好きなのか
それとも80〜90'sぐらいの
SFを感じさせるのも含めて
ブレードランナーからの影響なのか
とか考えていたら
偉く美しいこの山奥は
まさかの日本のヤマナシだという
03の最終的な器の構築とか
諸、攻殻機動隊
やはりメイドインジャパンが好きなのか
02の不安定さを十代までしか成長出来なかった
脳として表現していたの
的確過ぎる表現媒体だった
人工的なものとしてかわいいギリギリラインが02
最低限の表現で一気に切なさの激流を流す
"逆"パターンは黒沢清のリアルや
世にも奇妙な物語で何度か観たことのあるオチ
これだけの苦労を積んだ日々は
脳が作り出した夢、幻に過ぎなかったというソレ
個人的にはこのオチだと
オムニバスな短編な方が
受け取り易い気はするけれど
ギャビンロザリー監督の趣味趣向は
かなり好みだったし
これから撮る作品は気になるところ