まずは感想。
最高でした!観に行って良かった!
T-34 レジェンド・オブ・ウォー(113分)
T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強ディレクターズ・カット版(191分)
昨年12月に前者を鑑賞。
それなりに楽しめたもののそこまでハマることはなかった。
そして本日、後者を鑑賞。
191分が全く長いと感じないほど映画に没入した。
191分と聞くと、長くて敬遠してしまう人が多いと思う(実際、私もかなり迷った笑)が、体感は前者の113分より後者の191分の方があっという間に感じてしまったのだから不思議だ。
その理由は明白で、前者はイヴシュキン少尉が捕虜となってからのストーリーと戦闘シーンに主眼を置いて編集されている。言い換えれば、イヴシュキン少尉が捕虜になる前のストーリーや少尉周辺の人間関係および付帯するエピソードは丸々カットされているのだ。当たり前だが、人間関係やエピソードが加わることで登場人物への思い入れは全くもって変わってくる。イヴシュキンのライバルだったドイツ軍のイェーガーに対しても、前者と後者では思い入れが全く違うものとなった。
初めから本作を公開すべきと言いたいところだが、配給会社の気持ちも理解できる。191分という前情報で足踏みをする人がいることを想定すれば、手始めに縮尺版をリリースしたくなることは自然なことである。
それにしても面白い映画はどんなに長くとも飽きることがない。その感覚を久しぶりに思い出させてくれた映画でした。