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Return of the Ewok(原題)のFRANCISのレビュー・感想・評価

Return of the Ewok(原題)(1982年製作の映画)
3.0
『ジェダイの帰還』イウォーク役のワーウィック・ディヴィス主演、短編モキュメンタリー。

SWの熱狂的ファンだったワーウィック少年が、憧れの大役を掴むまでを虚実交えながら演じる。

ルーカス、スピルバーグ、キューブリック作品の助監督デヴィット・トンプリンが脚本製作を勤め、ダース・ヴェイダーとボバ・フェットのアテレコも担当。

当初はワーウィックが親しい身内に見せるだけであり、広く知られた作品では無かったので、その存在自体が殆ど知られることはなかった。

自主製作作品にも関わらず、ハリソン・フォード、(何故か私服でもメタルビキニを着用する)キャリー・フィッシャー、マーク・ハミルの3人組ほか映画版のキャストが勢揃い。

コミカルな掛け合いを見せるなど、ワーウィック少年の愛されっぷりが感じられる。

撮影当時の未公開映像を含むなど、資料的価値は非常に高い作品になっているものの、使用した音楽の権利関係やフィルムの原本が劣化して、VHSのテープのみが残るなど今ではかなり希少な扱いに。

1999年のスターウォーズ・セレブレーションで遂に一般観客に公開されたのを初めに、2002、2005年に再上映された3回だけであり、本国でもほとんど誰も見てないと言っても過言では無い作品。

『スカイウォーカーの夜明け』のBlu-ray特典ディスクやDisney +のアーカイブ映像でリストアされた一部の映像が最近アップされたりと、最近は注目される機会が増えてきたものの、全編が日の目を浴びる機会は当分訪れそうもないのは非常に惜しい..

『イウォーク物語』や『ドロイド・アドベンチャー』が複雑な権利関係を乗り越えてDisney+でリマスター版の年内配信が決定したのであるから、この作品もクリアな映像と字幕付きでもう一度鑑賞する機会が得られんことを。
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