BROOK

夏への扉 ―キミのいる未来へ―のBROOKのレビュー・感想・評価

3.5
鑑賞日:2021年6月27日(日)
パンフレット:820円


今度こそ大切な人を必ず守るーー!


有名なSF小説の映画化らしいですが、原作者の名前を知っている程度で作品自体は知らず。

とりあえず、爽やかなSF映画になっていたと思います♪
キャスト2人が瑞々しい演技をしていましたね。
清原さんは相変わらずお美しい…。



映画は、ロボット開発者の宗一郎が自分の生い立ちを話すシーンから始まります。

彼は大切な人を亡くす運命にあるらしい…。


和人と白石に騙されて、全てを失ってしまう宗一郎。
全てをマスコミに暴露するって、さすがに頭悪過ぎじゃない?
と、ツッコミを入れたくなりました(苦笑)
しかも単独で行っちゃうし…。

ま、そうしないと、物語が動かないので仕方ないか。


そして、冷凍睡眠で30年後の2025年へ。
藤木さん演じるピートと行動し、璃子の行方を捜索していくワケで…

今作の設定では、並行世界は存在しないということになっているため、
展開はやや強引な感じも否めない。


2025年で知ったことを確かめに1995年へと時間を遡ることになって、いろいろな辻褄合わせとなっていく。

伏線が綺麗に回収されていくのは面白かった!!
そういえば、時間を遡って1995年に行きつくシーンは「ターミネーター」っぽかった。


全てが必然だった…

宗一郎が冷凍睡眠したことも、2025年に目覚めたことも、ピートとともに過去に戻ることも全てに意味がありました!


後半はちょっと物語がゴチャゴチャっとするが、綺麗に終結に向かっていくので、解らないことはないと思う。


ラストの”サプライズ”も良かった!!
そうこなくっちゃ!ってなりましたよ。


ミスチルの「CROSS ROAD」が久々に聴きたくなったなぁ♪
BROOK

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