ゆんぶりっく

ヘル・フィールド ナチスの戦城のゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

2.8
第二次世界大戦×屋敷ホラーって個人的には新鮮!
バタフライ・エフェクトのエリック・ブレス監督作品です!
ドイツ占領下のフランスで、とある屋敷に派遣されたアメリカ兵5名。
滞在期間中、変な音や声が聞こえたり怪しい影が見えたりとおかしな事が起き始め…
でもドイツ兵を霊パワーで殺してくれていい奴らじゃん!と思いきや…

霊はアメリカさんお馴染みの白っぽくて悪魔っぽい感じ。
霊のくせに100メートルくらい人を引きずっていくパワーには笑いましたわ。

ラスト30分付近から雰囲気はガラッと変わっていき「あっあっち系か?」と思ったら「んんっ!?!?どう言うことよ!?」となっていき腹落ちできないまま終わりスタッフロールが流れ始める始末…
いやいや、えぇ…

個人的には余韻が残ると言うか、主人公らのその後を妄想させてくれる余地がある映画は好きなんですけど、本作は余韻っていうよりぶつ切りな印象。
後半で明かされた真相がただでさえ理屈が謎すぎて好きじゃないのに、そっちに戻る選択肢を選ぶ意味が全然分からないんですけど…

ドイツ兵の頭を叩き割るところをガッツリ写したり無駄に人体破損を描く心意気は良いんですが、どんでん返しを狙いすぎて意味わからなくなった作品というのが正直な感想です。
ゆんぶりっく

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