しちれゆ

カサノバ ~最期の恋~のしちれゆのレビュー・感想・評価

カサノバ ~最期の恋~(2019年製作の映画)
3.7
酷評だったので覚悟して見に行ったせいかそこまでの駄作とは思わなかった、というか結構楽しめた。カサノバは73歳で死んだから30年前を回想してるということは当時40代初め。そのわりにかなり老けてるわね…。
そして娼婦マリアンヌが結構贅沢な暮らしをしている。売春宿の感じからして高級娼婦とは思えないけど。ステイシー・マーティンが風呂桶の中で立っている裸体がとてもきれい。
カサノバは落ちないマリアンヌに執着し恋煩いで憔悴していくんだけど、娼婦なのにお金出されても応じないの何故?と思ったら、2人はマリアンヌが11歳の時に会ったことがあるようで彼女がカサノバに「あの時のあなたの行為は希望をくれた」と言う。カサノバはその時の少女が目の前のマリアンヌだとは全然分からなかった模様。この一件で客としてのカサノバを拒否したのかなぁと思ったけどこの辺りは分からず仕舞い。
カサノバの生きた時代は1700年代。当時の暮らしや街の様子や衣装などを興味深く見ました。
お話はカサノバがボヘミアの伯爵の屋敷で若い女性に向かって回想する形だが、この女性が彼の話に「ゴックン…」的に刺激されてる(身体が疼いてる)のがヒャッハー!
カサノバに俄然興味が湧いてきた!過去作をClip!📎しちゃった。
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