廃墟となったテーマパークの深夜清掃をする事になったニコラス・ケイジに、悪霊が憑依したマスコット達が襲いかかる。
それをニコラス・ケイジがノーリアクションでブチ壊し、清掃して休憩する……その繰り返し。
最後まで一言も喋らず全くピンチにもならないニコラス・ケイジは何者だったのか最後までわからない。強いて言うなら主人公はニコラス・ケイジだからこうなったのだと、映画好きならわかるだろう。
この映画、凄く好きなのだが、中盤の解説パートと（ノーリアクションのニコラス・ケイジの代わりに）驚いたり殺される若者のパートが凡庸過ぎる。あとアクションやホラー描写が冴えない。だけど映画の構造自体とニコラス・ケイジの扱い自体が面白すぎる。中盤のパートはどうでもいいっちゃどうでもいいのだが中盤やアクションやホラーが良ければ、もっと超最高の映画になってた気がするので勿体ない気持ちがした。
それでもめちゃくちゃ面白いし自分の日常を自分で生きていこうと思える良い映画。
ブログに感想書きました
https://gock221b.hatenablog.com/entry/2022/07/23/232747
