ハメルンの笛吹きの作品情報・感想・評価

ハメルンの笛吹き1983年製作の映画)

製作国:

上映時間:50分

3.1

監督

「ハメルンの笛吹き」に投稿された感想・評価

keecolico

keecolicoの感想・評価

4.4
篠崎誠監督、大学時代(35年前)の8mm作品。
現在〝篠崎監督式美学〟と私が感じる様々が、散りばめられていた。

立教大学の夏と秋の風景の中、廊下を捉える移動、階段を降りる学生の背後のつきあたりで不意に開くドア、教室内を映す微妙に高い視線…などなど震えるショットの数々。

ひたひたと、身の回り〜世界へ、片鱗も見せなかったひとの〝自殺〟が、伝染してゆく…。

大学内、人がごちゃごちゃしてないのに日常感はある、変な感じ。好きだ…。

(CUREとかリアルとかに、影響を与えてないでしょか⁈)
eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.0
薄皮被ったような現実描写はこの当時から。
『おかえり』『あれから』の丘はこの時に初登場。
am

amの感想・評価

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あそこの校舎で飛び降りがあったらしい、東京の自殺者が連日100人を超えたというニュース、笑顔で別れた友人のアイツが突然の自殺、、、と
なんでもない大学生の日常をジワジワと"死"が侵食していく。

モラトリアムばんざーい!な男子大学生3人組のユル〜いユーモアと不穏な"死"の空気が混ざり合う独特の味わい。


男の子二人がダラダラだべってる何気ないシーンで、片方の子が披露する逆立ちが異様に上手かったのが謎のインパクトを残している…
kentaro

kentaroの感想・評価

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この怠惰な時間、友情、死に吸い寄せられる青春
その後の篠崎誠がすでにある。傑作。
カメラの前で起こる芝居そのものが魅力的じゃないのに、無理矢理カメラの移動で劇的に見せようとしている。カメラはあくまで目の前の出来事を記録することしか出来ない。